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知床観光ポイント ボンズホーム流アドバイス 夏編 ※目安・参考程度にお考えください

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熊の心配度 日頃、お客さんなどから聞いている出没情報を参考にして書きました。
      知床(斜里町側)では、これまで熊に
観光客が襲われたという事故は起きていません。しか
      し、熊の生息地である以上どこで熊が出てきてもおかしくはありませんので熊に対する用心
      は必要です。         
ボンズホーム特製“熊よけ鈴”&カムイワッカ用わらじ・ソックス
      「要鈴」とかいてあるところは、もし私がそこに行くとしたら、熊の用心のために鈴を持っ      ていくところです。
      
※一人でも回れます
      最近、お客様のなかに、「知床は熊がいるのでガイドが一緒でないと観光できない」と思っ      ていらっしゃる方や、「熊が恐いのでガイドをお願いした」というお客様がときどきいらっしゃいます。実際の話から申し上げますと、ネイチャーガイドなしで単独で観光しているお客様がほとんどで、ネイチャーガイドを付けて観光している方はほんの少しです。もっと言いますと、知床にガイド業者ができたのは近年のことで(10年ほどまえは、ほんの数人しかいませんでした)、少し前まではガイドと

体力    1(低い)〜5(高い)までの5段階表示  3が普通の大人の体力程度です

遊歩道・散策コースについて 知床五湖や乙女の涙、ラウス湖、カムイワッカ露天風呂は、コースから意図的に外れたり、あるいは、よほどの霧や吹雪などの悪天候で視界がほとんど無いような特別な状況を除いて、普通の状況でコースから外れたり道に迷う心配はありません。一人でも容易に分かるコースです

ツアー・ガイド ここでご紹介している観光ポイントは道路や路線バスの交通手段が整っており、また、遊歩道などが整備されていて、普通、道に迷う心配もなく一人でも行けるところですので、ボンズホームでは特にツアー等は行っておりません。(実際、当宿のお客様は皆さん各自で自由に行っておられますし、もし特に注意事項等がある場合にはアドバイスをさせていただいておりますのでご安心下さい)
尚、自然解説や案内、流氷ウォークをご希望の方はガイドをご紹介いたしますのでお申し付けください。

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知床の観光ポイント(夏編)

 ウトロ        オロンコ岩       ブユニ岬        乙女の涙(フレペの滝)

 知床自然センター   知床五湖        カムイワッカ露天風呂  知床大橋      

 知床峠        ラウス湖        ラウス岳登山      オシンコシンの滝  

 流氷観光・冬の観光

ここにご紹介しているポイントは、いわゆる「観光地」と呼ばれているところです。
知床には、こういった「観光地」のほかに、まだまだ素晴らしいところ、色々な楽しみ方があります。
知床はまだまだ奥が深いですよ・・・

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ウトロ
ウトロは知床観光の拠点ではありますが観光名所ではありません。知床国立公園はウトロから先に約3キロほど行った「幌別川」から向こうです。知床を訪れる観光客のなかには、ウトロまで来て、それだけで帰ってしまう方をたまに見かけますが、「せっかくこの遠い知床半島まで来て、知床国立公園を見ないで帰るとは本当にもったいない」と思います。せめて、知床自然センターのあたりまで行くと、知床らしい風景が見られますので、ぜひ行っていただきたいと思います。
ウトロには宿泊施設や食堂、居酒屋、温泉浴場、コンビニ、土産屋、派出所、消防署、診療所、郵便局、銀行(信用組合)、役場支所などがあります。

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オロンコ岩
ウトロ港近くにある大きな岩山で、階段がついていて登ることができます。上からはオホーツク海や羅臼岳、ウトロの街並みが一望できて景色がいいです。行く人が少ないので静かでのんびりとできる。ウトロの穴場、お勧めの場所です。早く到着したら散歩がてらどうぞ。夕日見物にもグー
■ボンズホームからオロンコ岩まで徒歩8分、岩を登るのに5分。急な階段を200段くらい登りますので少し体力がいります。
熊の心配度 ここで遇ったという話は聞いたことがありません。
体力:2〜 階段が急なので注意してください。

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ブユニ岬
ウトロから自然センターに向かう途中、国道沿いにあります。見晴らしが良く、オホーツク海やウトロの街並みが一望できます。夕日見物の名所で夕暮れ時になるとカメラマンが列をなしていることも多い。
このへんはエゾシカがよく見られる。
■ウトロから車で5分。徒歩だと45分。知床自然センターからは徒歩10分。ウトロから自転車で、行き30分、帰り15分。
熊の心配度 この近辺でもたまに目撃されることはありますが、道路沿いでもあり、まず心配するようなことはないでしょう。

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乙女の涙
100メートルはあろうかという断崖絶壁から地下水が滝となって流れ落ちています。滝もさることながらオホーツク海と知床連山など周りの景色がとても素晴らしい。以前は知る人ぞ知る秘境だったが、自然センターができて遊歩道や展望台が作られてしまったために、今では秘境の面影も薄れてしまった。とは言え、団体客はほとんど行かないので、まだまだ静かである。静かに自然を楽しみたい人にはお勧め。うちのお客さんは、おにぎりやジュースを持ってのんびりとしてくる人が多い。ウトロから近いし簡単に行けるので、知床に来られたらぜひとも行っていただきたい。
■ウトロから自然センターまで車か路線バスで10分+自然センターから徒歩15分。
自然センターから遊歩道がついているので一人でも迷うことはまずない。乙女遊歩道(右写真)
自然センターからウトロまでは下り坂で、歩いても1時間ぐらいなので帰りはのんびり歩いてくるのもお勧めです。海岸線沿いの道でとても眺めが良く、途中、ブユニ岬展望場からオホーツク海を一望することもできます。エゾシカを見られる確率も高い。プラス、知床自然村温泉に寄って汗を流してくるのもいい。
ゆっくりと途中の景色も見たい人には
レンタサイクルもお勧めです。行きは登りが多いので45分、帰りは下りなので20分。
熊の心配度 ときどき目撃されていますが、近くに自然センターもあるし、見通しがよいところなのでそれほど心配しなくてもよいでしょうが、熊の生息地には間違いなので油断は禁物です。要鈴
体力:2

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知床自然センター
知床の情報インフォメーション、休憩所、レストラン、トイレ、公衆電話がある。
自然センターから乙女の涙まで遊歩道が整備されている。
■ウトロから自然センターまで車か路線バスで10分
熊の心配度 周りは熊の生息地で、すぐ近くで冬眠穴が発見されている。しかし、建物や人通りがあるのでそれほど心配しなくてもいい。但し、朝夕など人の少ないときは要要注意。建物の外は要鈴

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知床五湖
知床五湖は一つ一つの湖を歩いて見て回る「自然散策型景勝地」で、ハイキングをしながら5つの湖を見て回る。シーズン中は観光客でごったがえしているが、しかし、大半は二湖までで帰るため、三湖から先は割とすいている。五湖に行って、「つまらなかった」と言う人は二湖までしか行かなかった人に多い。ちゃんと1周回った人は、「すごく良かった」と感動する人が多い。ただ、近年、ヒグマの出没により三湖から先は閉鎖になることも多く、遊歩道が全面閉鎖になることもしばしばある。
熊で遊歩道が通行止めのときには、歩いて5分ほどの展望木道コースが作られていて第二湖だけは見ることができる。残念だけど、これが自然であり知床の良さでもある。
■ウトロから知床五湖入り口(駐車場)まで車か路線バスで35分+遊歩道は五湖一周2.8キロで約1時間。二湖までだと約20分。展望木道は往復10分。
遊歩道は写真のように整備されているので、意図的に外れない限りまず迷うことはないでしょう。雨の日は足下が悪いので、そのおつもりで。五湖遊歩道
駐車場では、数年前から環境美化財団が施設利用料(乗用車で410円)を徴収しているが、遊歩道が通行止めのときや展望台しか行けないときでも料金をとられる。お盆頃は駐車場が混んでいて渋滞している。
熊の心配度 5〜8月は頻繁に目撃されていますが、知床管理財団が、危険なときには遊歩道を通行止めにするなどの対応をしています。しかし、通行止めになっていない場合でも、いつ熊が出てきても不思議ではありませんので用心してください。特に、朝夕など人気が少ないときは一人で回るのは避けること。(一人のときは他の人が来るのを待って付いて行くと心強い) 要要鈴
体力:2

五湖は、知床五湖までの途中の景色が素晴らしいので、天気が良ければレンタサイクルで行くのもお勧めです。行きは登りがあるので約2時間、帰りは約1時間。決して楽(らく)ではありませんが、少し根性があれば大丈夫です。自転車で行くお客さんは女性が多く、行ったお客さんのほとんどは口をあわせたように「途中の景色がすごく良かった!」「しんどかったけれど良かった!」と満足しています。
知床だからこそ、たまにはのんびりと自然を味わうのもいいのではないでしょうか。

尚、2010年から五湖は利用規制が行われます。夏の一定期間は遊歩道が通行止めになり、一般の利用は禁止され、ガイド付き(有料)でのみ利用できるようになります。その他の期間はレクチャー(有料)を受けて利用できます。また、一般が自由に利用できる高架木道(往復役40分)が作られます。時期によって規制の内容が異なりますので、詳しいことは知床自然センターや環境省にお問い合せ下さい。
遊歩道を自由に利用できるのも今年で最後ですね。

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カムイワッカの露天風呂
※ 現在、カムイワッカは歩いて5分ほどのところまでしか行けません。それより上は通行止めに  なっていて、上の滝壺(露天風呂)へは行くことができません。
  
もし地震があると上の岩が崩れてくる恐れがあるとの理由で林野庁が進入禁止にしました。
  これまでずっと永きにわたり利用してきたのに、林野庁は突然、「もし地震があったら崩れてくる  れがある」との理由でカムイワッカを事実上、通行止めにしました。
  これは官僚の責任逃れ・保身としか思えません。
カムイワッカの橋(バス停あり)から川を40分ほど登ると、一つの滝壺に温泉と水が別々に流れ込んで、ちょうどいい温度になっています。人の手は一切加わっておらず、温泉が出ているのも、滝壺で水と混じり合っているのもすべて自然、正真正銘、天然の温泉露天風呂です。温泉に入れば、「日本一の露天風呂」と言われているのも納得ができます。泉質は硫黄泉。混浴で、みなさん水着を使用しています。
川の中をピチャピチャと歩いて登りますので、膝くらいまで濡れてもよい格好で行ってください。
川底は岩肌で、裸足だと滑ったり、痛いので、濡れても良い運動靴か、「わらじ」か「沢登り用ソックス」
(両方ともボンズホームで販売)などを用意されることをお勧めします。
簡易トイレはありますが更衣室はありません。
滑ったり、痛かったり、熱かったり、
岩登りのようなところがあったりと、わりとハードですのでそのつもりで行ってください。たまに足を滑らせて怪我をする方がいますので、小さい子供さんや、体力に自身のない方はお気をつけ下さい。川のところまで行ってはじめて険しさに気付き、引き返して来られる方も結構いらっしゃいます。
当たり前ですが、温泉は見るところではなくて、温泉に入ってはじめてその素晴らしさが味わえますので、行くからにはぜひ温泉に入っていただきたいと思います。「ただ行くだけ」という方もたまにいらっしゃいますが、それならもっと他の場所に時間を費やしたほうがいいように思います。
カムイワッカには、「カムイワッカの滝」と「カムイワッカ露天風呂」の2つの観光ポイントがあって、滝を見て楽しむ「カムイワッカの滝」は、観光船で行って海から見るところです。「カムイワッカの滝」と間違えて「カムイワッカの温泉」に行く方がいらっしゃいますが、滝は陸からは行くことも見ることもできませんのでお間違いなく。

■ウトロからカムイワッカ(登り口)まで路線バスか車で55分+沢の往復と温泉にはいるのに約2時間。駐車場はなく、皆さん路肩に止めています。(車上荒らしがよく出ていますので注意してください)
知床五湖からカムイワッカ(約16キロ)・知床大橋間は
ダート(砂利道)で、車やバイクの事故がよく起きていますので注意してください。
夏はマイカー規制をしていて一般車両は通行止めになります。知床自然センターから代替えバスが出ていますので事前に斜里町などに確認をしてください。
熊の心配度 道中も含め、たまに目撃されています。要鈴
体力:3〜

カムイワッカ露天風呂の もっと詳しいアドバイス

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知床大橋
一般の人が行けるのは知床大橋までです。ここから先はゲートが閉まっていて通行止めです。
■ウトロから知床大橋まで路線バスか車で約60分
熊の心配度 車で行くだけならまず心配ないでしょうが、間違いなくいます。

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知床峠
ウトロとラウスを結ぶ知床横断道路は大自然の中に作られた道路だけあって景観が素晴らしいです。
知床峠には観光施設などはなく駐車場とトイレがあるだけです。道路の横に展望場があって、天気が良ければ北方領土の国後島やラウス岳を間近に見ることができます。標高738メートルで、雪が夏近くまで残っています。
■路線バスか車で片道25分。
熊の心配 たまに目撃はされていますが、まず心配ないでしょう。

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ラウス湖
知床横断道路から横に入り、森の中の遊歩道を1時間ほど歩くとラウス湖があります。ラウス湖までには小さな沼が5つあって、途中の風景や森の雰囲気もとても素晴らしいです。昔は知る人も少なく、道無き道を笹をかき分けて行く“秘境”だったのですが、最近ではガイドブックにも載っている“有名な秘境”になってしまいました。とは言え、まだまだ人も少なく静かで、一般の旅行者が立ち入ることのできるポイントの中では今もまだ秘境らしさが残る貴重なポイントで、ゆっくりと自然を味わいたい人にはとてもいいところです。
■ウトロから知床峠を越えて少し行くと右側に入り口があります
(案内標識なし)。入り口からラウス湖までは遊歩道がついているので迷うことはまずありません。一人で行っている人も沢山います。(但し、朝夕や、天候の優れない日など行く人が少ない日は一人で行くのは避けたほうがいいです)
途中、アップダウンもあり軽登山の心構えが必要。夏でも想像以上に寒くなったり、天候が急変することがあるので、それなりの準備はあった方がいいです。雨のあとなど、ぬかるんでいることが多いので注意してください。6月中頃でも雪が残っていたり、雪解けでじゅくじゅくになっています。
ウトロから入り口まで約40分。入り口からラウス湖まで約1時間30分。(アクセク慌てて行って、ただ折り返してくるだけではもったいないので、時間はたっぷりと取ってください。うちのお客さんは半日から1日がかりで行って自然を楽しんできます)
熊の心配度 たまに目撃されています。いるのは間違ありませんので用心してください。要要鈴
体力:3〜
(最近は営利ガイドが拡声器片手に団体ツアー客を連れて行くようになり、せっかくの静かな自然が台無しになったとの声もあり残念です)

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ラウス岳登山
途中の景色、高山植物、頂上からの眺め・・・「登山」はやっぱりいいです。数年前、皇太子様雅子様も登られ、近年の百名山ブームも手伝い、登る人が増えました。標高1660.7メートル。登山口(岩尾別温泉)から登り4時間、下り3時間。小学校の遠足でも登るので、特に難しい山ではありませんが、なめてかかると危険です。知床は、平地でも、夏、雨が降ると、寒くなってストーブを焚くときがあるくらいですので、ラウス岳に登るにはそれなりの心構えと装備が必要です。遭難も実際に起きています。
■ウトロから登山口(岩尾別温泉)まで車か路線バスで25分。登り4時間。下り3時間。
熊の心配度 ときどき目撃されています。要要鈴
体力:3〜

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オシンコシンの滝
斜里からウトロの手前約7キロ、国道沿いにあります。途中、バスや車からも見えます。
国道沿いで、トンネルの出入り口のすぐ横ですので交通事故に注意をしてください。特に、大型観光バスがトンネル出入り口のところで車線をふさいで停車していることがよくあり、とても危険です。特に、ウトロから行くと、トンネルを出てすぐのところですので十分注意してください。
■ウトロから路線バスか車で8分。レンタサイクルで40分。
熊の心配度 オシンコシンの滝の周辺ではたまに目撃されています。
体力:1

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